プリズム
最大の精度および測距範囲
プリズムの測定範囲は、特にコーティングとガラス形状に影響を受けます。当社オリジナルのプリズムの多くは、反射面に特別なコーティングを施しています - 反射防止コーティングと裏側に銅メッキ処理をしています。これらの処理を施していない製品では、測距、自動追尾およびパワーサーチのサポート範囲が30%近く減少してしまいます。銅メッキ処理は耐久性向上につながり、製品寿命を延ばす上で非常に重要です。ガラス面、ホルダー内の中心位置、面の向きは、計測精度に大きく影響します。
透明性の高い選択
ライカジオシステムズは様々な種類の用途のために、分かりやすい大小各種のサイズのプリズムを提供しています。標準プリズム、特殊プリズム、ミニ・プリズム、モニタリング・プリズムを取り揃えています。
Professional 5000: 最高精度
Professional 3000: 製品寿命を最大化
Professional 1000: コスト効率の良い計測業務
センタリング精度
オリジナルのプリズム・ホルダーを使用しない場合、測定誤差が生じます。当社の規格に適合していない代替製品を使用した場合、往々にしてプリズムとホルダーおよび記録するピンの間でズレが生じます。ホルダーとプリズムは一つのユニットを構成し、センタリング精度とリピート精度が定義されます。ガラスプリズムの形状やホルダーの極めて小さな寸法変更でも、中心からの偏差につながり、計測に誤差が生じる恐れがあります。
測定範囲
プリズムのビーム偏差は、その最大到達距離を定義します、原理によれば、「入力ビームは出力ビームと等しくなるべきです。」 ビーム偏差(角秒)が小さいほど、反射信号は強くなります。返される信号品質によって、最大測距範囲が決まります。
製品寿命
多くの従来型プリズムとは対照的に、 オリジナルのプリズム の裏側の反射銅メッキは、コーティング、真空蒸着銅メッキ、保護塗装およびラッカーの重層から成ります。特殊接着剤ラッカーは下の層を腐食や剥離から保護します。このような処理によって、銅メッキおよびラッカーはプリズムの寿命を大幅に延ばすことができます。プリズムの繊細な前面に反射防止コーティング処理を行うと、傷に対する高い耐性が生まれます。これらのコーティングの 製造プロセスは、非常に複雑なため、当社オリジナルのプリズムの要件を満たせるメーカーは世界中でわずかしかいません。
測定精度
プリズムの正面は一定量の信号を常に直接反射するため、反射防止コーティングのないプリズムを使用した場合、近距離で頻繁に測定誤差が生じます。 湿気や小滴が蓄積してプリズムが曇った際に、裏側に銅メッキが施されていないプリズムを使用すると、エラーが生じます。したがって当社では、規定の反射コーティングあるいは特許取得システムのいずれかで、曇りや結露を防止しています。
最適なプリズムを使用する
ライカジオシステムズは様々な種類の用途のために、分かりやすい大小各種のサイズのプリズムを提供しています。標準プリズム、特殊プリズム、ミニ・プリズム、モニタリング・プリズムを取り揃えています。
最高精度
プリズムは1 ㎜未満のセンタリング精度と、2"未満のビーム偏差により最大測距範囲を達成できます。
製品寿命を最大化
一般的な動作距離を考慮して最適化されたこれらのプリズムは、最大8"までのビーム偏差を示します。他社製品と違い、当社のプリズムには特殊なコーティングを施すことにで、製品寿命が平均以上に長くなります。
コスト効率の良い計測業務
優れたコストパフォーマンスを実現する1000シリーズは、当社の厳格なプロセスコントロールを満たし、ユーザーが求める製品寿命を提供します。